庄司裕美さん 永住権留学の体験記

 

『やる気次第で道を開くことができる』

 

Q1.お名前とお住まいを教えてください。

庄司 裕美です。キャンベラに住んでいます。

Q2. 晴れて永住権取得、おめでとうございます!今のお気持ちを教えてください。また、お祝いをしましたか。

ありがとうございます。今は、ホッとした気持ちでいっぱいです。ちょうどビザが下りたと連絡が来た日にフラットメイトがディナーを作ってくれることになっていたので、急遽皆でお祝いパーティーになりました。

Q3. 今までの道のりについて教えてください。

ワーホリも終わりに近づいたころ、もう少しオーストラリアにいたいなという気持ちが強かったので、大澤さんに進路を相談に行ったのがチャイルドケアを始めたきっかけです。その頃、ベビーシッターのアルバイトをしており、楽しんでいるという話をしたところ、チャイルドケアを勉強すれば永住権につながる可能性があるということを教えていただきました。子供と接することが好きだったので、チャイルドケアの学校に入学しました。そして、Diploma of Early Childhood Education and Careという資格を取得し、キャンベラで就職先が見つかったため、RSMSという永住ビザを申請しました。

Q4. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。

クラスの子供たち(3-4歳児)が日本語を話せるようになったことです。今年の5月から仕事を始めたのですが、その頃から少しずつ日本語を教え始めました。今では、挨拶を日本語でしてくれたり、1-10までを日本語で数えたりしているのをみると、とてもうれしい気持ちになります。今の彼らのお気に入りは、『げんこつ山のたぬきさん』で、ほぼ毎日、流暢に歌っています。しかも、振り付きです:)

Q5. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。

上下関係がまったく厳しくなく、オンとオフがはっきりしているところだと思います。仕事を始めたばかりのころ、やるべき仕事を終えられなかったので、ランチ休憩中に終わらせようとしていたところ、同じクラスの先生に、『今はユミの休憩時間なんだから、仕事のことは心配せず、ランチを楽しんできて!』と言われびっくりしたことを今でも覚えています。日本で働いていたころは、仕事が遅ければ休憩時間を削るのは当たり前だったので。。。年齢、勤続年数等関係なく、助け合って楽しく働けるところがとても魅力的です。

Q6. お休みの日は何をして過ごされますか。

家の近所に大きな湖があるので、その周りをお散歩するのがとても気持ちがいいです。キャンベラには、おいしいカフェもいっぱいあるので、いろいろなエリアでカフェ巡りをしたりしています。そんな都会的な一方で、CBDからちょっと離れるとカンガルーがふつうに野生しています。先日は植物園を歩いていたら、カンガルーに遭遇しました。

Q7. 生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。

国籍や年齢関係なく、皆平等に可能性があるところです。完璧な英語を話せなくても、やる気次第で道を開くことができるところだと思います。また、とてもゆったりしていて、せかせかしていない雰囲気も気に入っています。バスが時間通りに来なかったり、手続きに長いこと待たされたりすることもありますが、そんなところもオーストラリアらしいと思えるようになってきました。

Q8. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。

シドニーに住んでいた時によく行っていたクージービーチです。砂浜もいいですが、すぐ隣にあるロックプールで泳ぐのもとても気持ちいいです。キャンベラからは約3時間でシドニーに行くことができるので、今でも数か月に1回は遊びにいっています。

Q9. 夢、目標は何ですか?

RSMSの規定で、2年間チャイルドケアの仕事を続ける、という項目があるので、今の目標は2年間仕事を楽しく続けることです。その後は、大学へ行き、幼児教育についてさらに深く勉強したいと考えています。

Q10. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。

何をしたくてオーストラリアにいるのかを忘れず、目標に向かってひとつひとつ行動に移していくことです。そうすればチャンスが巡ってきて結果が必ずついてくるはずです!!

 

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