日本の料理学校での成績はトップ!
シドニーの和食レストランでお仕事を
されている大江さんを紹介します。
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
大江遥です。シドニーのシティー中心部に住んでいます。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
マスヤグループの和食レストラン、ミソのキッチンリーダーとして働いています。刺身を引くこともあれば、お店のコントロールもしますし、仕込みや盛り込みもします。
Q3. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
よく友人やお客様から、いつも行列ができてて、シドニーで1番美味しいご飯の食べられるレストランだよね、と言われたことです。シドニーの数ある和食レストランの中で、お客様にとっての1番美味しいレストランになることができてとても光栄に思います。
Q4. オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい
日本で働いていたときに、オーストラリアのお客様を接客する機会がよくあり、そのときに英語が話せず、うまく言いたいことが言えなかったのがきっかけです。料理で満足してもらうだけでなく、接客でもおもてなしができたらなと感じました。また、和食が世界無形文化遺産になり、世界から注目を浴びているなか、自分も料理人として、もっと海外の方々に和食を食べていただきたいと思ったのも、海外に出たいと思ったきっかけです。
Q5. 日本では料理学校でトップの成績を修めるなど、人一倍努力をしていたとお伺いしました。日本での経歴を教えてください。
18歳で1人で上京し、昼は調理師専門学校、夜はホテルの特別社員としてレストランのキッチンで働いていました。寝る時間が1日4時間くらいしかなくとても辛い日々でしたが、その分、技術や知識を身につけることができました。全調理師学校から集まる大会では、学校代表で東京都大会に出場し、東京都大会ではトップ5にはいり、東京都代表として全国大会に出場しました。その後は5スターホテルで、オープンキッチンや婚礼の料理をつくっていました。
Q6. フィッシュマーケットにも朝から行かれているそうですが、勤務日の1日流れを教えてください。
毎朝フィッシュマーケットに行き、尊敬するシェフ達に魚を学び、いい魚があれば買って、店に帰って料理し、お客様に提供しています。どの魚がどの調理法が適しているかなど自分で考えたり、シェフからアドバイスをいただき作って、お客様に喜んでいただけるような料理を作れるようにつとめています。ランチ、ディナーともにとても忙しいですが、ワークメイトと協力して仕事をしています。
Q7. オーストラリアでたくさんのことを学び、吸収していると思いますが、どんな時に、学びや成長を感じますか。
オーストラリアにいても、日本食において技術と知識のあるシェフの方々がたくさんのことを教えてくださるので、日々たくさんのことを吸収させていだだいています。成長を感じたのは、1年前は普通のワーカーだったのに、今ではリーダーをやらせていただいていることです。トレーニングされる側からする側になり、もちろん責任も仕事も増えましたが、何事も挑戦なので、無限に学べる限り、成長出来る限り、これからも頑張りたいと思います!
Q8. とてもモチベーションが高いですね!どのようにモチベーションを上げたり、保ったりしているのですか。
調理師になるのは小さい頃からの夢でした。一人前の調理師と認めてもらえるまで、一人前の調理師を目指しています。お手本にしているのが、上司のシェフの方々です。わたしもいつかこうなりたいなと思い、いつもお手本にしています。身近に尊敬できる方々がいることがモチベーションを保てる秘訣です!
また今はホールスタッフとしても働いているので、お客様からの視点にもなれますし、キッチンでは気づけなかったことも気付けるのでとても勉強になります!
Q9. お休みの日は何をして過ごされますか。
友人とテニスをしたり、映画をみたりしています。
1ヶ月に一回はワークメイトと呑みに行きます!みんなフレンドリーでおもしろくて、大好きです!
Q10. 夢、目標は何ですか?
いつか名のあるシェフの方々のように料理業界活躍することです!そのためにはもっともっと勉強です。知識も技術もまだまだたくさん学ぶ点があるので、日々精進です。
Q11. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
オーストラリアは住みやすく、自然豊かなところです。暇さえあれば公園でのんびりできますし、海も山も綺麗ですし、みんなフレンドリーで生活してて毎日楽しいです。何事も挑戦です!なにかやりたいことがあれば挑戦してみましょう!