ワーキングホリデー情報

ワーキングホリデーに出発すると決めたら、どの時期にどのような準備が必要となるのでしょうか?
ワーキングホリデービザを取得してから12ヶ月以内にオーストラリアへの入国が必要となりますので、しっかり準備を行いましょう!

① オーストラリアワーキングホリデー留学

1980 年より開始されたワーキングホリデー制度。ワーキングホリデービザを取得することによって、就労・就業・旅行 … と自由に海外での生活を体験することのできる有意義な制度です。
オーストラリアのワーキングホリデービザを申請するには、以下の条件を満たしている必要があります。(主要となる条件の一部です。)

  1. ワーキングホリデービザ申請時に 18 歳から 30 歳であること
  2. 扶養家族がいないこと
  3. 健康であること

また、ワーキングホリデービザにて滞在する際に守る必要のある主な条件は以下になります。(主要となる条件の一部です)

  1. 就学を許されている期間は最長4ヶ月
  2. 同じ雇用主の元で働ける期間は最長6ヶ月間

以 前は「一生に一年、一度切り」といったイメージの強かったワーキングホリデー制度も、 2005 年 11 月より開始されたセカンドワーキングホリデー制度の導入により、最長2年の滞在が許可されるようになりました。但し、条件として、季節労働(ボランティア は不可)を3ヶ月以上行うことが必要になってきます。認められた地域にて、認められた職種での就業を3ヶ月以上終了することによって、セカンドワーキング ホリデービザを申請することができます。申請条件をまとめると以下になります。(主要となる条件の一部です。)

  1. ワーキングホリデービザ申請時に 18 歳から 30 歳であること
  2. 扶養家族がいないこと
  3. 季節労働に3ヶ月以上従事すること

② ワーキングホリデーの準備

ワーキングホリデービザ申請の前に

パスポートは取得していますか?

パスポートを取得していない方は、住民票のある都道府県の旅券事務所にてパスポートの申請が必要となります。

また、パスポートの有効期限がオーストラリア滞在期間をカバーしていない場合にも、新しいパスポートに切り替えて、お越しになることをお勧め致します。

ワーキングホリデービザの申請

準備目安: 渡航12ヶ月前~3ヶ月前

オーストラリアワーキングホリデービザ申請はこちらのリンクより行えます。簡単な手順はワーキングホリデービザ取得にてご説明いたしておりますのでご参照下さい。

通常、オーストラリアのワーキングホリデービザは、申請後2~7日ほどで取得することができます(健康診断受診が必要な場合を除く)。ワーキングホリデービザを取得してから12ヶ月以内にオーストラリアへ入国する必要があり、また入国した日から12ヶ月間滞在することができます。

学校選び・お申込み・お支払い

準備目安: 渡航6ヶ月前~2ヶ月前

オーストラリアのワーキングホリデービザでは4ヶ月の就学が認められています。

英語習得を目的に多くのワーキングホリデービザ所有の方は、オーストラリア到着後、英語学習に励んでいます。学校についてご質問・ご相談がある場合には、emic@visanet.com.au までお気軽にお問い合わせください。

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ホームステイのお申し込み

準備目安: 渡航6ヶ月前~1ヶ月前

オーストラリアでのホームステイは初めて来豪した方の滞在方法としてとても人気があ
ります。オーストラリア人の家族と共に生活でき、オーストラリアでの生活の良い思い出になることと思います。お申込み・お問い合わせはエミクemic@visanet.com.au までお気軽にご連絡ください。

航空券のご予約・お申込み

準備目安: 渡航3ヶ月前~2週間前

ご出発の日が決まったら旅行代理店にて、航空券のご予約並びにお支払いを行います。

海外旅行傷害保険加入

準備目安: 渡航4週間前~2週間前

強制ではございませんが、海外旅行傷害保険にご加入されることをお勧め致します。様々なプランがございますので、保険会社の方とご相談ください。また、ご加入後発行された証書等はご入国の際にご持参下さい。

お金の準備

準備目安: 渡航4週間前~1週間前

オーストラリアドルの現金・トラベラーズチェック(銀行小切手)を用意します。日本円からオーストラリアドルへの換金は、日本の銀行・空港、また、オーストラリアの空港・各都市にある両替所にて行うことが出来ます。高額な現金を両替して入国するのは避けましょう。

オーストラリアへ入国してからの移動・宿泊等に困らない程度の現金を用意し、残りはトラベラーズチェックにて持参することをお勧めします。トラベラーズチェックは、日本円建てもくはオーストラリアドル建てになります。また、クレジットカードを用意しておくと心強いですね。キャッシュパスポートも便利です。

荷物の整理

準備目安: 渡航2週間前~1週間前

荷物の最終チェックは余裕を持って行いましょう。

  • パスポート
  • ビザのレター
  • 航空チケット
  • 現金・トラベラーズチェック・クレジットカード(任意)
  • 海外旅行傷害保険証
  • 学校より発行された入学許可書(エミクよりメールにてお送りします)
  • ホームステイ詳細(エミクよりメールにてお送りします)

などに加え、日用品等が必要となります。

出発

空港へは、出発時間の2時間前に到着しておく必要があります。搭乗手続きを済ませ、荷物を預け、いざ日本出国です。乗り遅れないように時間には余裕をもって行動しましょう。

③ ワーキングホリデービザ申請・取得

オーストラリアワーキングホリデービザの申請は、申請条件(ワーキングホリデー留学参照)を満たしている事を確認の上、オーストラリア大使館のウェブサイトよりオンラインで申請します。申請の際、準備が必要なものは、有効なパスポートとクレジットカードとなります。

準備が整ったらこちらをクリックし申請の開始です。

STEP①

Immiaccount(イミアカウント)を作成します。

Login to ImmiaccountCreate ImmiaccountでImmiaccountを作成しましょう。

STEP ②

New ApplicationWork & HolidayからFirst Working Holiday(417)を選択。

Terms and Conditionsに同意した後、質問事項に沿って回答します。最後まで入力が終わったら入力内容の確認を行い、誤りがないか確認しましょう。

STEP ③

クレジットカードの詳細を入力し、お支払いとなります。

SUBMITをクリックすることによって、ワーキングホリデービザの申請を提出したことになります。

STEP ④

Transaction Reference Number(TRN) を控えましょう。

ワーキングホリデービザの申請を提出したら画面にTRNが表示されますので、その番号を必ず控えてください。その他、ダウンロードして保管の必要な書類などの表示がある場合は印刷しましょう。

健康診断の受診依頼(Health/Medical Check Required)がある場合、健康診断受診が必要となりますのでその場合にはフォームをダウンロードし、最寄りの大使館指定病院にて健康診断をご受診下さい。健康診断の結果は病院から大使館へ直接郵送されます。

STEP ⑤

全ての手続きが終了したら、EXITをクリックし申請完了となります。

オーストラリアのワーキングホリデーは通常2~7日ほどでビザ発給のご連絡がきますが、場合のよっては長くかかることもあります。オンライン上でビザの審査状況も確認することができますので、移民局のウェブサイトよりご利用ください。その際、パスポートの詳細とTRN番号が必要になります。

STEP ⑥

ワーキングホリデービザが下りたら、いつでも入国ができます。但し、ビザが下りた日から12ヶ月以内に入国することが必要となります。

STEP ⑦

オーストラリアへ入国の際は、移民局から届いた手紙を印刷して持参します。

ワーキングホリデービザでの滞在期間は入国した日から12ヶ月間となります。

④ セカンドワーキングホリデービザ取得の季節労働とは?

セカンドワーキングホリデービザ申請には、 3 ヶ月以上季節労働を行うことが必須条件となっています。どのような場所でどのような仕事を行えば、季節労働として認めてもらえるのでしょうか?

季節労働では、 認められている場所 が決められており、認められている地域内にて労働した場合にのみ、 3 ヶ月の季節労働として認められます。

*認められている場所…日本でも郵便番号 7 桁で地域が区別されているように、オーストラリアでも 4 桁の番号( Post Code )にて区別されています。認められている以下の地域にて就労する必要があります。

State/Territory (地域) Postcode (郵便番号 )
Australian Capital Territory 全域不可
New South Wales 2311 to 2312
2328 to 2411
2420 to 2490
2536 to 2551
2575 to 2594
2618 to 2739
2787 to 2898
Note: Sydney, Newcastle, the Central Coast , Wollongong 不可
Northern Territory 全域 OK
Queensland 4124 to 4125
4133
4211
4270 to 4272
4275
4280
4285
4287
4307 to 4499
4510
4512
4515 to 4519
4522 to 4899
Brisbane , Gold Coast 不可
South Australia 全域 OK
Tasmania 全域 OK
Victoria 3139 *
3211 to 3334
3340 to 3424
3430 to 3649
3658 to 3749
3753
3756
3758
3762
3764
3778 to 3781
3783
3797
3799
3810 to 3909
3921 to 3925
3945 to 3974
3979
3981 to 3996
Note: Melbourne 不可
Western Australia 6041 to 6044
6083 to 6084
6121 to 6126
6200 to 6799
Note: Perth , Perth 近辺不可
2015 年 11 月現在

季節労働へ出かける前に

移民局から発行されているフォーム; http://www.border.gov.au/Forms/Documents/1150.pdf#search=second%20working%20holiday%20post%20code を プリントアウトしてご携帯下さい。このフォームに季節労働を行った際の詳細を記入し、2 回目のワーキングビザをオンラインにて申請する際に、必要箇所へ入力する必要があります。また、移民局よりファックスもしくは原本を送るように指示が来た場合には、提出する必要がありますので、失くさないようにしましょう。

便利なサイト

オーストラリア政府が運営しているサイト; https://jobsearch.gov.au/harvesttrail/にて季節労働の情報を得ることが出来ます。

お仕事情報、宿泊施設、連絡先、交通手段など、あらゆる情報を一度に得ることの出来るサイトです。

ただし、こちらのサイトに掲載されている場所は、全て上記の地域に当てはまっているとは限りませんので、4桁の郵便番号を見比べて、再度確認するようにしてください。

⑤ 英語力を向上させるには?

ワーキングホリデービザを取得して来豪する日本人のほとんどは、海外での生活を体験するのみに留まらず、英語力の向上、さらには、海外での就業経験( Work experience )を目標としています。

これらの目標を全て達成するためには何が必要なのでしょうか。

まずは、英語力向上。

ワーキングホリデービザ申請の際に英語力の有無は問われませんが、オーストラリアへ来る前に、中学・高校で学んだ英語の復習はしておきたいものです。

日常生活の中では、公共交通機関を使用したり、住居を探したり、意思の疎通が必要となる場面が多く出てきます。また、中級以上の英語レベルをもっている と、オーストラリアでの就職の幅が広がってきます。中級以上とは、 IELTS 5.0 ~ 5.5 、 TOEIC 550 ~ 650 程に相当します。

ワーキングホリデービザ所有者には、1年間滞在の内 4ヶ月の就学が認められていますので、その期間、英語力習得に集中し、英語力が上達してきた頃にお仕事との両立を図るのも良いでしょう。

まず、英語力を上達させるための良い方法は、 オーストラリア人の家庭にてホームステイをしながら、語学学校へ通うこと。英語を学んでも使用する機会の無い日本と違って、オーストラリアでは、英語を学びながら、英語を使える環境が整っています。この環境を活かし、英語 の上達に努めましょう!

語学学校へ通う

語学学校への入学日当日(希望者は入学前)に英語チェックテストを受けて、現在もっている自分の英語レベルを知ることができます。その結果により自分にあっ たクラスにて、語学学校への就学となります。コースの種類・簡単な内容を以下まとめていますのでご参照下さい。ご不明な点・お問い合わせは、 emic@visanet.com.au までご連絡下さい。

一般英語コース
ま ず、オーストラリアに来てすぐの方は、一般英語コースへご就学される方が大半を占めています。日常会話をはじめ、日常の生活の中で役に立つ英語を学びま す。各学校にて、初心者レベルから上級者レベルまで用意されているので、自分の英語レベルにあったクラスでの就学が可能です。通常、朝からお昼過ぎまで の就学が一般的ですが、夕方から夜にかけて就学することもできます。
ビジネス英語コース
英語を使いながらお仕事をしたいと考えている方には最適のコース。実社会で不可欠な、英語での公文書の書き方、プレゼンテーションの仕方、電話での応対の仕方などなど、様々な場面を想定し、ビジネス業界にて不可欠な英語の能力、技能を実践的に身に付けます。
IELTS コース
日本で海外留学と言えば TOEFL が主流となっていますが、オーストラリアでは「 IELTS 」を良く耳にします。 IELTS には、 General (ジェネラル)、 Academic (アカデミック)の 2 種類のコースがあります。後者は、前者に比べ、学術的内容が含まれ、大学・大学院進学を目的にする方向けとなります。 英語主習得に不可欠な4つの能力、 読む( Reading) 、書く( Writing) 、聞く( Listening )、話す( Speaking ) を総合的に伸ばしますので、一般英語へご就学された後、IELTS コースへ挑戦されるのも、更なる英語力アップに効果的です。
ケンブリッジ検定準備コース

一定の英語力をお持ちの方が入学できるコースで、KET(基礎レベル)、PET(初中級・中級以上)、FCE(中上級以上)、CAE(上級以上)、CPE(最上級)など、レベルにより取得するコースが異なります。また、一度資格取得をすると、TOEICやIELTSのように有効期限がなく、一生使える資格となります。

英語習得に不可欠な5つの力、 読む( Reading) 、書く( Writing) 、聞く( Listening )、話す( Speaking )の他、文法(Use of English) を総合的に伸ばしますので、一般英語就学後、ケンブリッジ コースに挑戦されることで、更なる英語力アップに効果的です。

EAPコース
TAFE、専門学校、大学・大学院進学を考えている方のコースになります。TAFE、専門学校、大学・大学院進学後に必要となる力を身に付けます。エッセイ(論文)の書き方、プレゼンテーションの仕方など、TAFE、専門学校、大学・大学進学した際に困らない様に学術的な英語の勉強をします。

他にも、皆さんの目的に合わせ、様々なコースが開講されています。英語力を向上させることによって、交友関係の幅を広げ、また、海外で仕事をする分野も幅広くなります。英語習得に適したオーストラリアの環境を活かして、海外生活をエンジョイしましょう!!

ご質問・お問い合わせは emic@visanet.com.au までご連絡下さい。