マーケターとして活躍中の
上田さんを紹介します!
Q1. お名前とお住まいを教えてください。
上田 茂雄です。現在、Redfernに住んでいます。
Q2. いつオーストラリアへ来られましたか。 シドニーでのご滞在はどのくらいになりますか。
一番初めに、来豪したのは2004年くらいだったと思います。ニュージーランドでの1年の放浪を終えて、隣国である巨大な国、オーストラリアはどのような国なのだろうと思い来豪を決意しました。
最初はシドニーから2時間ほど南下した場所にあるWollongongという場所に留学しました。海と緑であふれる素晴らしい場所でした。それ以降、帰国、来豪、勉強、仕事などを繰り返しかれこれ10年近くになります。シドニーに定住し始めたのは7年前ぐらいからですね。
Q3. シドニーでお仕事/勉強をされるようになったきっかけを教えて下さい。
元々はWollongongで英語、フィットネスなどの勉強をしていたのですが、雇用機会の多さと、新しい人たちとの出会いの多さなどを考慮してシドニーへ出て勉強/仕事をすることを決意しました。
Q4. オーストラリアで勉強をされていた内容を教えてください。
まずWollongongからさらに南に位置するShellharbourという場所にあるTAFEでフィットネスの勉強をしました。そして、トレーニング処方後に自分で処置することができればサービスの幅が広がると考えDiploma of Remedial MassageとDiploma of Sports(Athlete Support Services)をシドニーの某学校で学びました。その後、シドニー工科大学で人体運動学を学び、自分が提供できるサービスにより深みをだそうと考えました。
Q5. 現在のお仕事は、どのようなことをされていらっしゃいますか?
仕事内容に関してはInternational Student Advisorとして、海外留学生のサポートをする業務が基本になります。入学の手続き、カウンセリング、コース説明、書類作成、移民局とのやり取りなどを含め海外留学生サポートの全般に従事しています。それと共にCustomer Service Manager – Asiaとして自社代理販売店とのやり取り、新規代理店獲得のための営業や、アジア圏のマーケット拡大を目指しています。
Q6. 他にも様々なお仕事をご経験されたとお伺いしましたが、現在のお仕事を選ばれたご理由は?
今までにホテル業界における仕事、フィットネス、マッサージ業界での仕事、保険会社でのカウンセリングの仕事などを経て、自分が今までした勉強や、仕事を通して得た知識を全て使ってまた新たに仕事をしてみたいと思っていました。その際に、自分が登録しておいたリクルート会社から連絡があり弊社General ManagerからAdvisorとしての仕事のオファーを頂きました。
今までとは少し違う職種ではありましたが、形は違えど自分が実際に取得してきた資格を今から勉強を志す人達に薦められる、より多くの人たちにフィットネスやマッサージの面白さを知ってもらえると思った時に興味がわきました。
また、自分の得た資格も使い、常勤講師が欠員した時には非常勤講師としてフィットネスやマッサージを在学生に教えるという機会なども頂きました。
Q7. 日本でお仕事/勉強をされるのと、オーストラリアでされるのとではどのような違いがありますか。
オーストラリアでの教育で素晴らしいと思う点はやはり受動的教育ではなく、生徒が率先して質問や議論を行える能動的環境にあるのではないかと思います。それによってプレゼンテーション能力や協調性などもすごく養われると思いました。
仕事に関しても、プライベートと仕事の割合が非常にはっきりとしていて(職場によりますが)プライベートも十分に充実できる時間をとれるとは思います。
実際には、場所は問わずこう言ったオーストラリアの考え方や環境に触れて、両国において自分がいいと思うことを吸収できればいいのではないかと思います。
Q8. オーストラリアへ来られて、一番のカルチャーショックを教えてください。
バスに乗る際に、手を挙げて自分が乗ると言う意思表示をしなければバスが止まってはくれない事。人が多かったらそのまま通り過ぎていく事。電車が時間通りに来ない事。店が閉まるのが早い事。後は宅急便のシステムなど、語り出せば色々ありますが、こういうところからも日本の凄さが見えますし、まだまだビジネスの観点から改善できる点があるのだろうとは思います。
赤信号点滅時に道路を歩行通過していて罰金を請求される事(笑) 実は昨年クリスマスの際に遭いました。
Q9. オーストラリアの魅力は何ですか。
やはり、この広大な土地、素晴らしい青空、青く透き通った海、様々な人たちと触れ合える環境。 本当に可能性に満ち溢れた場所だと思います。
Q10. オーストラリアにはどれくらいいらっしゃる予定ですか。
現段階では先の事は何とも言えませんが、場所にとらわれることなく、自分のやりたいと思うことを実現し、自分が本当に幸せになれると思う環境で生活していけるよう頑張りたいと思います。ですので、これからもまた新しい世界を見ていければと思います。
Q11. 今後の目標を教えてください。
それほど先の将来はまだわかりませんが、これからはもう少し広いビジョンを持って行動したいと考えています。近い将来には弊社の一雇用者ではなく、パートナーとして働けるような環境づくりを目指して頑張っていきたいと思っています。
何よりも昨年から新しくできた家族、最愛の妻と娘との生活をより幸せにするために、夫とし、父親としてもより一層頑張っていきたいと思います。