レストランの素敵なシニアマネージャー、
小林さんをご紹介します!
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
小林 佳鈴(かりん)と申します。シドニーノースのCrows nest在住です。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
3年半ほど、万福(まんぷく)というラーメン店にて店長を務めておりましたが、現在はSenior Managerとして店舗の垣根を超えたお仕事をさせて頂いています。社員向け・スタッフ向けの研修や提案・資料作成・施行など、現場で働きながら、現場と社長の架け橋となり、共に会社環境をよりよくしていくお仕事です。どんな風にすればスタッフもお客様も心地よい会社創りができるか試行錯誤の日々です。
Q3. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
飲食店はわりと誰でもできると思われがちな職種ではあると思うのですが、人様の体に入るものを扱うお仕事ですので、気が抜けません。そんな中で、アレルギーをお持ちの連れた方もいらっしゃいます。出来る限りの対応をさせていただくことが度々あるのですが、その方々が、万福なら安心して食べに来られると何度も来てくださるようになるのは特に嬉しいです。
Q4. オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい。
日本で就職したものの色々事情が重なって気持ちを病み、ひきこもりのように生活している時期に、見かねた両親が気晴らしにとブリスベンに短期留学させてくれました。その時に経験したオーストラリア生活が忘れられず、ワーホリで戻ってきました。一年目はブリスベンにおりましたが、その当時は今より全然英語が喋れなかったので、仕事を探すのに苦労しました。シドニーであればもっとチャンスがあると思い、2年目を節に移動して来ました。
Q5. 現在レストランのシニアマネージャーをされているということですが、今までの経緯を教えてください。
飲食業界に勤めて15年になります。ブリスベンでは日本食レストランとファームで働き、シドニーに移動してからは回転寿司屋のキッチンやホール、ネットカフェの受付、留学エージェント、ローカルのお店で配膳、当時通っていた学校でのインターンシップなどやってきました。イベントのオーガナイズをさせて頂いた機会も大変貴重でした。二十歳ぐらいの時に、飲食だけじゃなく事務や経理など他の仕事も学ばなければ、と焦っていたので、とにかく修行だ!と思い無給インターンシップから始めた仕事もありました。
Q6. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
人との付き合いやすさですね。 英語でのやり取りは特にやりやすさを感じます。日本流のビジネスマナーも美しいと思いますが、私にはオーストラリアでの方が、気さくに言いたいことも聞きたいことも伝えやすく、合っているかもしれません。PleaseとThank youは、言うのも言われるのも1日に何度使うか、数え切れないです。
Q7. お休みの日は何をして過ごされますか。
昔はよく出かけていましたが、ここ最近はもっぱら家でごろごろしています。気分によって本を読んだり、テレビ見たり、ゲームをしたり、昼間からパブで飲んだりしています。 仕事が趣味の一つでもあるので、休日は一転してのんびりしちゃいます。
Q8. 生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。
沢山の国籍の方との触れ合い。人同士の気持ちの距離が近いのが心地よいです。フレンドリーさと寛容さが魅力なのはもちろんですが、実際のところ、自分の生き方が選べる、が一番の魅力じゃないかな、と思います。働きたい人は働く、プライベートを充実させたい人は仕事の量を抑える。生きて行くためにはお金を稼ぐ必要があるけれど、仕事の在り方を社会や会社が押し付けない環境というのは、日本で生き辛さを感じる人には一番の魅力ではないでしょうか。
Q9. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
Shark beachはプライベートビーチのような広さで、キオスクもありますし、ブッシュウォーキングも出来ます。 そこだけゆっくり時間が流れているような気持ちになります!
Q10. 夢、目標は何ですか?
目標であり毎日を過ごす中で大事にしたいのは、どんな時も一所懸命で居続けることです。手を抜かない勤勉さ、向き合う気持ちと、心を広く持ちながら人様の役に立ち続けられる人間になることって難しくて。昔は自分なりの夢もありましたが、20代後半からは誰かの夢を手伝いたいと思うようになりました。その為にも成長を続けるのが日々の目標です。
Q11. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
オーストリア好きの私として、オーストラリアの人々、自然、食べ物のカルチャー等々の違いを思いっきり楽しんでくれるといいなぁ、と思いますね。戸惑うこともあると思いますが、それも醍醐味かなと思うので。みなさんの生活が何よりも充実したものになりますように!