ブルーワー麻衣子さん

 

ローカルのチャイルドケアセンターでお仕事している麻衣子さんをご紹介します!

毎日がハッピーでしかたないと話してくれました。

 

Q1.お名前とお住まいを教えてください。


ブルーワー麻衣子
Cityから電車で30分程度のMeadowbankというところに住んでいます。

 

Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
ローカルの保育園で、保育士の仕事をしています。
実際の現場で仕事を通してトレーニングを受け、同時にTAFEでも学ぶという、トレーニーシップ制度を使って、チャイルドケアの資格をとる勉強中です。

 

Q3. 何日、1日何時から何時までの勤務ですか。
トレーニーシップ制度では、仕事で勉強がおろそかにならないようにと、働ける時間が決められているので、それに沿ってやっています。 基本的には週4日(有給)勤務で、また月に一回は、勉強の日ということで有給休暇まで頂けるので、大変助かっています。
勤務時間は、シフトによってまちまちですが、朝の9時前後から始まり、終了は午後5時前後、1日8時間半の勤務です。

 

Q4. 残業等で遅くまでお仕事をされていますか。
一切ありません。

 

Q5, 現在の仕事をされていて一番印象に残っている出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
子どもたちの成長を日々みることができるので、毎日、毎日、心に残るエピソードばかりです。
特に印象に残っているのは、このセンターで仕事を始めたばかりの頃の出来事でしょうか。私のいるクラスの中で数名やんちゃな子どもたちがいたのですが、中でも、いつもグループワークから脱走してしまう女の子がいました。まだ2歳ですから、言葉もはっきりせず、なにやら一人で一生懸命おしゃべりしているのですが、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。
私が始めた3週間の間に、急に言葉もはっきりしてきて、先生がいっていることも理解できるようになったらしく、グループワークもかなりできるようになりました。
私は、逃げ回るその子を追い掛けまわしてばかりいて、泣いて嫌がられていたのですが、そのうち毎朝出勤すると必ず飛びついてきて、ほっぺにチュッ!っとしてくれるようになりました。
短期間のうちに、急成長したその子をみて、子どもっておもしろいなぁと心底思ったのを覚えています。

 

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Q6. オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい。
日本では留学エージェントで仕事をしていたのですが、お客様に海外の魅力を伝えているうちに、自分が行きたくなったのがきっかけです。ワーホリで渡豪を決め、準備を進めていたときに、学生時代からのオーストラリア人の友人と交際することになり、彼も日本での仕事を辞めて一緒に渡豪しました。一年後にデファクトビザを取得し、それから約1年後に結婚しました。

シドニーで、今の仕事をするようになったきっかけは、これから一生オーストラリアで暮らしていく上で、「私にはなにができるのかなぁ」と、そして「どんな生き方がしたいのかなぁ」と、ものすごく悩んだ結果、ずっと昔から興味のあった教育分野に行こうと決心したからです。当時は、とても悩んだけど、今は毎日ハッピーで仕方がないので、やりたいことに踏み出して正解でした。

 

Q7. 日本でお仕事をされるのと、オーストラリアでされるのとではどのような違いがありますか。

色々な違いがあると思いますが、特に日本では、家族や自分を犠牲にしても、会社への忠誠心というか、責任感を重視する傾向が強いですよね。それと比べると、こちらのローカルの会社では、「多少お客に迷惑かけようが家族第一主義」がまかり通るし(笑)。いや、お客さんも「迷惑」とあまり感じない大らかさがあるのかも。 サービスの質が低くなってしまっているのが問題ではありますが、人生のバランスはもっといいかもしれません。

それを強く感じたのが、以前に働いていた会社での出来事です。ある日、会社に出社するとオージーの上司がいなかったんです。どうしたのかと聞いてみると、『晴れているからで帰った』とのこと。 雨続きでやっと晴れたので、家族とサイクリングに行くのだとか。 家族との約束を果たすべく、メール返信だけしてさっさと帰ってしまったのです。さすがオージーだなぁと思いました。その方は、お客様からも、会社からも高い評価をもらっている方でした。日本では、絶対にありえませんよね。

 

Q8. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。

 

家族と自分を大切にしながら、仕事ができること!!そして、ほとんど差別がないのも魅力だと思います。差別のまったくない国は無いと思いますが、オーストラリアは仕事上での差別もとても少ない国だと思います。
その職業に適した能力があれば、性別、年齢、人種に関係なく受け入れてくれる器量があるように思います。‘多少’の英語のハンディも個性として認めてくれるのがすごい。もちろん、仕事がこなせなければ、簡単にクビになってしまうような実力主義の厳しさがありますが。

 

Q9. 仕事でストレスがたまることはありますか。その際の発散方法は何ですか。
ストレスがたまったら、まず旦那に聞いてもらいます。あとは、問題を解決するように努力するのみです。

 

Q10. 週末は何をして過ごされますか。
最近は、勉強ばかりです。
でも、旦那とのデートと、友人と会う時間は、なるべく大切にしています。
以前は、ブッシュウォーキングによく行っていました。

 

Q11.生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。
自然と都会の両方が身近にあることです。
気軽に行ける距離に、国立公園や美しいビーチがたくさんあり、自然好きの私には最高の場所です。 また、シドニーは無料のイベントが沢山あるので、お金を使わなくても楽しいことが盛りだくさんです。

 

Q12. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
ワイズマンフェリー パームビーチ

 

Q13. 夢、目標は何ですか?
いつか大学で教育について勉強したいです。年齢を考えると、出産&子育てを先にした方がいいかと考えているので、大学はまだまだ先の話になりそうですが、諦めていません。
あと、なるべくたくさんの人たちを幸せにする何かを、残したいです。たとえば、自分のよいと思う保育園をつくったり、教育システムを開発したり。夢ばかりが膨らみますが、現実も踏まえつつ、目の前の課題を乗り越えながら、一歩一歩、努力を続けていこうと思っています。

 

Q14, オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
日本とは違うところがたくさんあるオーストラリアでの生活は、困ったり、悩んだりすることも沢山あると思います。でも、ここならではの魅力をたくさん発見して、毎日をおもいっきり楽しんで下さい!