臨床治験のオフィスで働く
藤井晶子さんをご紹介します
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
藤井晶子といいます。シドニーのEastern Suburbに住んでいます。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
シドニーのRandwickにある 臨床治験のオフィスでボランティアの方のお問い合わせに対応しています。治験の内容を説明したり、ボランティア登録の手続きを行います。ボランティアの方が実際に参加されている時は、医師や看護師と連絡をとり、参加者の方々が安心して参加できるようにお手伝いします。
多国籍のボランティアの方が参加されているので、韓国語や中国語に対応するスタッフもいます。共有のスペースを使用しているため、電話対応が忙しい時は、それぞれの言語が飛び交って賑やかです。
Q3. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
ひとつのJapaneseスタディが終了したときに、担当マネージャーが打ち上げを兼ねてアフターヌーンティタイムを用意してくれて、仕事場のみんなでおいしいケーキとコーヒーをいただきました。マネージャーの彼女がチームの皆の前でスピーチする中に、Akikoの頑張りがあったからだよって言ってくれたときは、顔が真っ赤になるくらいうれしかったです。頑張ったら認めてくれる環境があると、もっと頑張ろうって思えます!
Q4. オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい。
海外に住んでみようと思ったのは、日本じゃない場所に住んでみようと思ったんです。特定の海外に興味があったのではなく、とりあえずどこか日本以外の文化の中で生活してみようと思いました。新しいもの好きなんです。一人でニュージーランドに1週間程度観光に行って、英語もほとんど分からなかったのに、「あ。何とかなる」って自信が沸いたんです。とりあえずオーストラリアに来てみました。シドニーでは、まず日本人のお友達ができました。友達の紹介を通じて、友達の輪が広がりました。今の仕事もその中の友人の紹介がきっかけです。
Q5. 日本でお仕事をされるのと、オーストラリアでされるのとではどのような違いがありますか。
オーストラリアはリラックスした環境で仕事ができます。日本では看護師として病院で働いていましたが、シフトワークに疲れてしまって休日でなければ出かけられませんでした。いまは平日の仕事が終わったあとに友達に会ったり出掛ける時間と気力があります。仕事を家に持って帰るということはないので精神的に楽です。期限がある内容は、仕事場で頑張って期限内に終わらせます。
Q6. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
仕事のON/OFFがはっきりしているのも魅力ですし、上下関係を日本ほど気にせずに、意見やアイデアを出す事ができます。私の素晴らしいマネージャーは私のアイデアが使えるかどうか判断するだけでなく、別の視野からのアドバイスをくれます。認めてもらっている感があります。また仕事に関しては、個人ポジションの役割がはっきりしていますが、チームワークは大事です。おしゃべりのような会話を楽しみながら、コミュニケーションをとり、信頼関係を築いていくスタイルは日本との違いを感じました。
Q7. 仕事でストレスがたまることはありますか。その際の発散方法は何ですか。
友だちとイベントに出かけたり天気がいい時は、近くのビーチ周りを歩いています。定期的な運動はストレス解消に必要だと思います。
Q8. お休みの日は何をして過ごされますか。
シドニーにはいろんなイベントがあるので、友だちとでかけたりします。少人数で女の子同士だと、ショッピングモールを数時間歩き回ることも可能です。一人でゆっくりするときは、家で掃除をしたり映画をみます。
Q9. 生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。
多国籍の国なので、世界中の色んな文化や習慣に関わる事ができます。友達から彼らの国の話をきいたり、ダーリングハーバーなどで催されるイベントにでかけたりします。料理が好きなので、様々な調味料や食材を試すことも楽しいです。
Q10. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
今年の夏は近場のCoogeeでスノーケリングを楽しみました。自然が好きなのでどこにいっても楽しいです。友達と一緒に出かけることがポイントです。
Q11. 夢、目標は何ですか?
日々、英語の勉強を頑張ります。お仕事にしても、友達とより楽しくコミュニケーションするにしても、言葉は大事なツールです。いつかは英語以外にもうひとつ別の言語を学びたいと思っています。
Q12. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
毎日の中で戸惑うことも多いですが、自分を信じて努力すると道は開ける。そう思っています。頑張ってください。