ワーキングホリデーで来豪し、
学生ビザを申請された佐藤さんを紹介します!
シドニーでのお仕事についてお話ししてくれました。
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
佐藤 聡美と申します。現在はStrathfieldに住んでいます。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
ハウスキーピングを個人でしています。家事代行として掃除、洗濯、アイロンがけ、ベッドメーキングなどをしています。
Q3. 仕事をはじめるきっかけはなんですか?
仕事を探す際、普通のアルバイトは日本にいるのと同じような経験だと感じ、何か変わったことをしてみたいと思っていました。そんな時にWEBサイトでハウスキーピングをしている日本人の方に出会い、やり方を教えてもらったのがきっかけで始めました。日本にいる時は全く家事代行の仕事なんてしたこともなかったです。
全てが順調だった訳ではないですが初めは3人だったお客さんも今は10人くらいにまで増えています。
Q4. オーストラリアへ来られたきっかけ、シドニーでお仕事をされるようになったきっかけを教えて下さい。
高校生の時からワーキングホリデーに興味があって、いつか海外に行って違う文化をみてみたいと思っていました。でも実際に行くことはできず、まわりの人たちと同じように進学そして就職し、社会人として看護師を5年しました。そして気付いたらワーキングホリデーできる歳ギリギリになっていて、この機会を逃したら海外生活をする機会なんてないんじゃないかと思いました。
またその頃から起業などにとても興味があったんですが、何をどうしたらいいのかも、生活を変えるきっかけもなかったんです。タイミングが重なって思い切って仕事を辞めてオーストラリアに来てみました。
Q5. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
私の場合はホリデーの取りやすさです。日本に比べて長期のホリデーを取る習慣があるので、私も昨年は1ヶ月ほどのホリデーを2回もらって、旅行に行きました。物価が高い分賃金も高い点はやっぱり魅力ですね。
またハウスキーピングはオーストラリアでのニーズが高いと感じます。今景気がいいので財布の紐が緩いのではないでしょうか。またオーストラリア人は自分の時間を大切にする傾向が日本人より強いので需要が高いと思います。人によるとは思いますが、オーストラリア人は日本人より家に他人を入れることに抵抗が少ないのではないかと思います。
Q6.仕事上で大切にされていることはなんですか?
日本で仕事をしていた時と同じ仕事の基本を守るようにしています。基本的な挨拶、マナー、報告、連絡など誠実に対応するように心掛けています。
他の国の人と出会いいろいろな働き方を見てみると、そんなにかたくならなくてもいいのかなと、ルーズになりそうなこともありますが、やっぱり日本人の仕事の向かい方礼儀正しく、真面目に取り組む姿勢はどの国の人よりも、素晴らしいと思います。
Q7. 仕事でストレスがたまることはありますか?
基本的にはほとんどのないです。あえて言うなら新規で行く家のニーズに応えられなかったときです。またストレスというよりは伝えたいことをどのように表現するべきか、悩むこともあります。単純に言葉がわからないことだけでなく、文化の違いからくる考え方の違いもあるので解釈の仕方、対応の仕方も注意しています。また不安を感じることもしばしばあります。個人でやっているので誰かが常にサポートしてくれたり守ってくれている訳ではないので、突然いらないと言われしごとがなくなってしまうんではないかという不安です。でもそんな時はただ誠実に行動することを守るようにしています。誠実さは言葉や文化の違いと関係なく伝わるものだと信じています。
Q8. 夢、目標は何ですか?
昔からの夢である起業をしてみたいです。まずは英語のレベルを上げて、ビジネスの勉強をオーストラリアで英語を使ってしたいです。ビジネスを英語で勉強することは将来的にも自分の強味になるのではないかと考えます。そして今個人でハウスキーピングをしているので、今やっているハウスキーピングに繋げてビジネスの形にしてみたいです。
Q9. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
私も必死にやっている状態で余裕なんてないので偉そうなことは言えないんですが、私は初めは何のとりえもなく目標もはっきりしない、英語も散々の状況でワーキングホリデービザで来ました。ただ私がやりたかったことは日本ではできないことを経験して、色々なものの見方ができようになりたい。そして将来の目標であった起業につなげたいと考えてきました。とりあえずお金ではなく、新しい経験ができることを探して情報を集めたり動いてきました。今周りで出会う方多くが強い帰国後の不安を持っていて、オーストラリアにいるのに日本での将来のことばかり考えている方が多い気がします。新しい経験や出会いを大切に貴重な経験をされるのがいいのではないかと思います。