水泳のインストラクターとして
オーストラリアで活躍中の
佐藤さんをご紹介します!
お仕事や日常生活についてお話ししてくれました。
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
佐藤友香です。Darling harbourの裏に住んでいます。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
Ian Thorpe Aquatic Centre でスイムインストラクターとして働いています。
Q3. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
生徒のほとんどは5歳未満の小さなこどもなので、教えている最中は勿論、終わってからお母さんかお父さんの元に帰るまで必ず目を離さずに見ていなければなりません。
そのエピソードの時は、まだtraining (見習い)をやっていた時でした。授業の終わりに私が生徒の女の子に“また来週ね”と言って、その子が歩いて逆のプールサイドのお母さんの所に行くまで目で追いながら私も一緒に泳いでその子のお母さんの方まで行ったのです。
するとお母さんの元まで来た時に、くるっと回って私の方まで戻ってきて、“ありがとう”と言った後にチュッと頬にキスをしてくれたのです。とっても嬉しいのと同時にその笑顔が本当に可愛いかったので、その日教えてもらっていたインストラクターにその話をしたら“それは今日の授業が楽しかったって意味なんだよ”と言ってくれました。
その時、もっと色んな知識や経験を積んで、もっとたくさんのこども達を楽しませながら水泳を教えていきたいなと思いました。
Q4. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
働く環境によって全く違う意見があると思いますが、基本的にオーストラリア人は毎日楽しく生きようという考え方なので、無理にたくさん仕事をしようとせず、休みや休暇を上手くいれてリフレッシュしながら生活している所が一番の魅力だと思います。
日本でもしパートタイムと呼ばれるバイトの様な仕事を立派な大人がしていたら、周りの人に白い目で見られがちですがこの国はあまり人の目を気にせず、自分のしたい生活を堂々としているのも日本人が見習ってもいい習慣の1つかもしれません。
Q5. 日本でお仕事をされるのと、オーストラリアでされるのとではどのような違いがありますか。
オーストラリアは上下関係や言葉の使い方などが日本の様に徹底されておらず、年上の人にも気楽に友達の様に話しかけられたりします。これはやはり言葉のせいなのか、英語には何でもフレンドリーに話せる魔法のような作用が少なからずあると思います。その為、上司との距離も近く気軽に話しかけられのは大きな違いだと思います。
Q6. オーストラリアへ来られたきっかけを教えて下さい。
英語を上達させる事と、大学卒業が目的でした。他の理由はやはり外国人と話したり色んな文化の違い等に触れる事に興味があったからです。
Q7. お休みの日は何をして過ごされますか。
天気が良かったらビーチに行って、のんびりしています。そしてそのまま何処かへ食事に行くのが大好きです。でも、大半は家でリラックスしながら自分の事をしています。
Q8. 生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。
自分次第で色々なライフスタイルがある事だと思います。例えば、“何歳になっても何かを始める事に遅いという事はない“という言葉はとても勇気付けられます。自分に素直に正直に生きられる気がします。年をとってもオーストラリアの人が生き生きして見えるのは、好きなことをしているからかもしれません。
Q9. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
長い間オックスフォードストリートの周辺に住んでいたので、この通りを歩くと安心というか、ちょっと懐かしい気持ちになります。Paddingtonに植えられているジャカランダという(紫色の花びらの木)はとても綺麗ですよ。
Q10. 夢、目標は何ですか?
ビーチが目の前にある所に住んで、自分のしたい仕事を見つけて向上し続けていきたいです。
Q11. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
せっかくオーストラリアで生活しているんだったら、旅行じゃ見ることが出来なかったり経験出来ない事をしないともったいないと思います。
日本人同士で助け合ったり、情報交換するのも大事ですけど違う国の言葉を少しでも学んだり、歴史のお話をしたり(他の国の人達は自分の国の歴史を良く知っています。)、文化の交流をしたり出来るのはオーストラリアならではの醍醐味です。
そういう事から自分の人生に何か役に立つアイディアやエッセンスが浮かぶかもしれません。