オーストラリアの大学に通う
高栁さんを紹介します!
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
高柳愛 QLD州のクーランガッタ周辺に住んでいます。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
大学の学期期間中バイトはしていませんが、長期の夏季休暇の間、エアーズロックで日本語ガイドの仕事をしています。
Q3. 現在のお仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
ツアーの終わりにお客様の笑顔や感謝の言葉を頂くだけでも、この仕事をしていてやりがいを感じますが、以前私のツアーにご参加いただいたお客様で、ツアー中に一緒に撮った写真とともにお手紙を送ってくださいました。そのお客様とは私が日本に一時帰国の際に再会し、このような一期一会の出会いを通して新たな人との繋がりを感じることができて、とても嬉しかったです。
Q4. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
エアーズロックという場所は特殊ですが、毎日雄大な自然を感じながら仕事をできる環境は非常にありがたいです。業務においては自己判断力と臨機応変さが求められますが、信頼関係の下で幅広い業務を任せてもらえるのは仕事へのモチベーションにもなりますし、自分自身の成長に繋がると思います。
Q5. お仕事をするにあたり、資格が必要だったそうですが、どのような資格ですか。また、その資格を取得するのは大変でしたか。
ウルル・カタジュタ国立公園でガイドをするためには、チャールズ・ダーウィン大学の一単位でもあるガイディングのコースを修了することが義務付けられています。内容は国立公園の基礎知識、地層学、動植物等の生態系、歴史、アボリジニの文化など幅広い分野が含まれています。大学レベルの講習や課題に悪戦苦闘したのを覚えていますが、このコースで学んだことがベースとなり、ツアーのご案内でもとても役立っています。
Q6. ゴールドコーストで大学生もされていますが、どのような勉強をされていますか。大学での勉強は大変だと思いますが、乗り越える工夫がありましたら、教えてください。
大学ではビジネスを専攻しています。以前はTAFEで観光学を勉強していて、大学に入学した当初はTAFEと大学の勉強の量やレベルの違いに愕然としました。全ての教科をバランスよく進めていくために、普段から綿密に計画を立て、課題の締め切りに余裕をもって提出できるように努めています。大学の勉強は大変なことばかりですが、大学では素晴らしい友人に恵まれ、切磋琢磨しながらも互いに助け合って意見を出し合いながら、勉強内容を理解できるようにしています。あとはヨガやウォーキングなどを生活のサイクルの中取り入れることで、勉強のプレッシャーやストレスを溜めないように心がけています。
Q7. 大学生活で楽しいこと、よかったことを教えてください。
サザンクロス大学はローカルの学生が多く留学生の国籍も多様で、全体的の日本人の数もかなり少ないです。各国の留学生が中心となって計画されたフュージョン・フェスティバルでは、世界各国の料理が振る舞われ、民族舞踊などの様々な催しがあり、小さなキャンパスの中で異文化を体験できるとても楽しいイベントでした。
Q8. お休みの日は何をして過ごされますか。
休みの日は国立公園にブッシュウォーキングへ行ったり、友達とカフェに行ってビーチ沿いの景色を楽しみながらおしゃべりするのが好きです。
Q9. 生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。
固定概念にとらわれることなく、自分らしい生き方を追求できるところです。
Q10. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
留学して始めに住んでいた街がシドニーで、私にとって第二の故郷と呼ぶほど愛着のある街ですが、その中でもミセス・マッコリーからの景色が大好きです。シドニー湾、ハーバーブリッジ、オペラハウスの調和がとれた素晴らしい眺めはもちろんのこと、この場所に行くとシドニーにいることを実感するとともに、初心を思い出すことができる特別な場所です。
Q11. 夢、目標は何ですか?
以前は世界を舞台に仕事ができる添乗員に憧れ、それが目標でTAFEでは観光学を学び、現地ガイドの仕事を経験させてもらいましたが、ビジネスの勉強やタイのボランティアを通して、将来の方向性や視野がさらに広がりました。もちろん観光業界の仕事も好きですが、今は国際ビジネスやサステーナビリティに興味があるので、将来的には発展途上国の人々の生活の質向上や経済的自立をお手伝いできるような仕事をするのが目標です。
Q12. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
オーストラリアは外国人に対しても、たくさんの機会を与えてくれる国だと思います。やりたいと思ったことは失敗を恐れずに挑戦してみると、その先にはまた思わぬチャンスが待っていて、自分次第でその可能性を広げていけると思います。