整備士としてビジネススポンサーの
オファーをもらった松山さんを紹介します!
ビジネススポンサーまでの経緯などをお話ししてくれました。
Q1.お名前とお住まいを教えてください。
こんにちは、松山雄治と申します。私はボンダイというシドニーの東側の海が近いエリアに住んでいます。
Q2. 現在、どんなお仕事をされていますか。
私は自転車店でメカニックをとして働かせてもらっています。
Q3. オーストラリアへ来られたきっかけを教えて下さい。
日本で平凡な生活を送っていたある日「日本を出てみよう」と突然思いたちました。
そこでまだ間に合うからとワーキングホリーデービザが取れる国を調べたら、ドイツ・カナダ・オーストラリアが出てきました。
本当に偶然なのですが、親戚がシドニーに住んでいたり、母も40年以上前にシドニーに留学していた経験があったり、私の周りにワーキングホリデーでシドニーにいた経験を持つ人が何人かいた事もあり、オーストラリアに決めました。
Q4. 現在の仕事をされていて一番印象に残っている嬉しかった出来事は何ですか。エピソードを教えてください。
ある日メカニックが私一人だったのですが、その日たまたま、数日前整備したにも関わらず同じトラブルがまた起こったというお客様がやや不機嫌な感じで来店されました。
自転車を拝見してもそのトラブルが起こりそうもなかったのですが、色々と考えた結果とある部品を交換しました。
つたない英語で推測される原因と対策、部品を変えることによって得られる効果を説明し、部品を交換して自転車を渡したら手を差し出されました。
その時私は油汚れが手についていたので、「手が汚れてるので」と言ったら「そんな事は気にしない」と言って握手をしてくれました。
ベストを尽くしたことがそのお客様に認めてもらえたのでしょう。
後日、たまたまカフェに行ったらそのお客様が隣に座っていて声を掛けてくれました。自転車の調子を聞いたら「あれから同じトラブルは起こってない」と笑顔で言ってくれたのを今でも覚えています。
Q5. オーストラリアでビジネススポンサーのオファーをもらったということで、おめでとうございます!それまでの経緯について教えて頂けますか。
スポンサーシップの話しを貰えた頃、私は語学で圧倒的なハンデを背負っているので、どの道スポンサーの話しは貰えないだろうと考えていました。
そんなある日、マネージャーから「今後はどうしたい」と聞かれたので、決意して私の持ちうる語学力全てを使い思いの丈をぶつけてみました。
ダメでもともと、同じダメなら言わなきゃ損ですから。
ちょうどその頃はメカニックが不足していたので、それが大きな理由であるとは思うのですが、チーフメカニック経由で前向きな返事を貰えました。
後日マネージャーとまた1対1で話す機会があり、改めて聴いてみてもやはり答えは同じでした。
スポンサーシップが貰えるかわからないからと手を抜くのではなく、わからないからこそ頑張ってみた結果がマネージャーの評価に繋がったのかもしれません。
Q6. 仕事する上でオーストラリアの魅力は何ですか。
皆さんのんびり働いてます。
人にもよるでしょうけれど、接客中でも携帯電話に着信があれば「あ、すいません」と言って普通に電話にでたり、暇があればスマホをいじっていたり。
日本では考えられないような光景がそこには広がっています。
その為ストレスは日本と比べても圧倒的に少ないですし、オージーはおしゃべり好きな人も多いので、楽しく働くことが出来ると思います。
Q7. 夢、目標は何ですか?
やると決めたからにはやはり世界一を目指さなければ意味がありません。
私にはツールドフランスにメカニックとして参加し、チームを優勝に導くという夢があります。
オーストラリアのチームが参戦しているので、是非ともそのチームで働きたいと思っています。
Q8. お休みの日は何をして過ごされますか
料理が好きなので、包丁を研いだり、仕事の日のお弁当を大量に作ったり、時間のかかる煮込み料理を作ったりしています。
Q9. 生活をする上でオーストラリアの魅力は何ですか。
一番の魅力は何と言ってものんびりとした時間の流れだと思います。
日本とは感覚が違う部分も多いので困ることもありますが、総合的に見ればゆとりのある生活が出来ると思います。
Q10. オーストラリアでお気に入りの場所、お勧めのスポットを教えて頂けますか。
私はビーチが好きです。
シティから少し離れるだけで海はとても綺麗で、観光地化されているところは色々なショップが立ち並びます。
マンリー、ボンダイ、それ以外にも綺麗なビーチがたくさんあります。
Q11. オーストラリアで生活を始める皆様、生活をしていらっしゃる皆様へメッセージをお願い致します。
この国がもたらしてくれる素敵な経験は人生をより良いものに出来るはずです。
せっかくオーストラリアにいらっしゃる・又はお住まいであるのなら、楽しみ尽くして頂きたいと思います。一緒にこの国を楽しみましょう!